「マーちゃん、安らかに眠って下さい・・・」

こんばんわ。
今日も休日出勤で、只今帰宅しました。
平日も遅くまで残業の毎日でへろへろになっています。
ユーザレビューは無事に終わりましたが、その後工程担当である私の作業はユーザレビューの手伝いの関係で遅れ気味になっており、今月一杯の納期を守れるか微妙になってきています。
元々が無理なスケジュールではありましたが、私のためにプロジェクトの進捗を止めるわけにはいきませんのでなんとかもう少し、踏ん張っていきます。

さて、そんな状況の中、数少ない地元の知人から連絡を受けました。
「マーちゃんが亡くなった」と。。。

マーちゃん、ことトマル マサヒコさんと初めて知り合ったのは私が学生時代のこと。
当時私はバンドを結成し、地元で唯一のライブハウスに出演して以来、マスターの声掛けでいろいろなイベントにも参加させて頂いておりました。
そのイベントの一つである、毎年GWに行われる「春祭り」というアマチュアバンドのイベントで、初めてマーちゃん率いる、"BOY-BALL"のパフォーマンスを見ました。

ショックでした。。。なんてカッコイイバンドなんだと。。。

初期BOY-BALLのメンバーは、
・マーちゃん B、Vo
・ツーちゃん(ツチダ タケシさん)、Dr
・シマちゃん(シマダさん)、Sax
という、今までにないトリオ編成で、非常にシンプルでソリッドなロックバンドでした。
そして、とても近寄りがたいオーラを醸し出していました。

最初から接点はありませんでしたが、ライブハウスが一つしかなかったこと、数々のイベントでご一緒させて頂いたことで、だんだんと打ち解けあえるようになりました。

一番大きかったのは、私が本気でバンド活動を始めたいと思い、学校を休学し、そのライブハウスに毎日入り浸ってた時、必ずマーちゃんも一緒にいて、他愛もない話で盛り上がり、親交を深められたことでしょうか・・・
特にプライベートで深くお付き合いさせて頂くことはなかったのですが、とにかく私は一方的にBOY-BALLの大ファンであり、マーちゃんのソングライティングの才能に憧れを抱いていました。

BOY-BALLはその後シマちゃんが音楽活動から身を引き、いろいろなバンド形態に変化を遂げながら活動していましたが、結果的にはプロとして一線に出ることはなく、惜しくも解散をしてしまいました。

ただ、皆さん趣味で音楽活動は続けていらっしゃいました。
私も結局バンドは自然消滅した形でメンバーとは離れ離れになっていましたが、毎年12/9前後に行われる、ジョン・レノン・フォーエバー(ジョン・レノン追悼ライブ)には参加させて頂いておりました。
私はその時には、一番仲が良かったイトイさん(今や音信不通)、ツーちゃん、シマちゃんと即席バンドを組み参加させて頂いており、地元を離れてしまってからは年に一度だけ昔のバンド仲間に会える機会でした。それも、もう15年以上前の話です。

マーちゃんが亡くなったという連絡は、今でも地元で、"ストレンジ・パイ"というバンドで活動しているマチさんから頂きました。

私はいてもたってもいられなくなり、電話帳に残っていたツーちゃんの実家の電話番号に連絡し、なんとかツーちゃんと連絡を取ることが出来ました。ツーちゃんと話すのも15年ぶり以上です。
あまり時間もなく、手短に話をしたのですが、
・最後は、こたつで寝たまま亡くなってしまったこと。
・少し前に「一緒にバンドをやりたい」という申し出を断ってしまったこと。
・葬儀は家族葬で内々だけで行うこと。
などなどをお聞きしました。
ツーちゃんもかなりショックを受けていました。

何度か一緒に対バンでライブをやったこと、私のバンドのことも凄く気に入ってくれていたこと、打ち上げで、バカ話に盛り上がったこと、色々な思いが頭をよぎり、こうやって記事を書いていると、涙が溢れてきます。

私の知らない色々なことがあったと思います。
なので、今さら私が何をしてあげられるかなんてことはないと思っています。

でも、残念でならない。

マーちゃん、何度も言ったかもしれないけど、僕はマーちゃんの作った曲の中で、「I know,I will」が一番好きだったよ。
いつか、BOY-BALLの曲をカバーして自分のバンドで演奏することが夢だったよ。
BOY-BALLの曲で僕は何度も励まされたよ。

本当にお疲れ様でした。そして素敵な思い出をたくさんありがとう。
ゆっくりと休んでください・・・

合掌・・・